易きに流れず

こんにちは。進学塾スプリングです。
進学塾スプリングでは充実の夏期講習が終わり、通常授業へと移行しています。
夏期講習をやり遂げ大きく成長した塾生のみなさんが頼もしく思われます。

さて今は夏休み期間でもあり、どうしても遊びの方面に目が向きがちになるものですが、だからこそ勉強に時間を割くということが大切で尊いことです。
水は高いところから低いところへと流れます。人間もまたいとも簡単に安易な方向へと流されてしまいます。
それではダメなんです。
もちろん長い人生の中でそういう局面があってもよいですが、その時期は受験生の「今」ではありません。

大量の知識を詰め込み、応用し、テストの場で再現するというプロセスには多大な労力・エネルギーが必要です。
いつ試験があってもいいように脳に莫大な知識を蓄え続けて常にスタンバイ状態にしておくことは、例えるならばダムに水を溜めておくことと同じです。
蓄える知識が多ければ多いほどダムの容量は増え、それを支える壁も大きく高く分厚くなります。
その知識のダムを支える壁がもろければ、あっという間に知識は奔流となって流れ去ってしまうでしょう。
一度流れ去ってしまった知識を溜め直すのにどれだけの労力と時間が掛かることか。想像するのも恐ろしいですね。

だからこそ、常に自らを律して「易きに流れず」を実践しなければなりません。
常に知識のダムは満水でなければいけないのです。減ったら溜め、溜まったらこぼさない。この繰り返しです。
これを口で言うことは簡単ですが、行動に移すのは極めて難しいです。
日々の実践の積み重ねがその証明になり、結果となって返ってきます。
貴重な時間を割いて勉強に取り組む皆さんをスプリングは支えていきます。